ここでは、私の持っている数少ない「古〜い」カメラを、ご紹介します。正直、希少価値を有するものはありません(笑)。
  どの機種も、比較的簡単に安価で入手できるはずです。

 
ヤシカフレックス
● 2005年7月に、購入しました。
  私は、常に中判カメラに興味があります。
  その中でも、6X6サイズが、最も面白そうに感じます。
  そんな中、中古の二眼レフは比較的安価に入手できると
  考え、入門用に購入しました。

  この個体は、貼り皮はボロボロ、当然ファインダーは暗い
  ですし、レンズにはカビ跡のようなものが見られます。
  しかし、シャッターはスローが渋めですが、一応大丈夫。

  とにかく二眼レフ、しかも露出計非搭載(搭載していても、
  ほぼアウトとは思いますが)。更には120フィルム。
  何から何まで自分でやり、初めてやる作業も多いです。
  ファインダーは言うまでも無く、左右逆像。
  しかしこのカメラ、実に面白いです。「俺は写真を撮ってい
  るぞ」と言う気分が味わえます。
  また、フィルムが大きいこともありますが、
  実によく写ります。「古いカメラ(レンズ)でも、よく写る」
  とは聞いていましたが、予想以上です。
  その描写は、いかにも昔のレンズらしく、淡い優しい描写
  です。
  ただ、やはり「凝った撮影」は無理です。
  従って、スナップや風景が多くなります。

  この機種で撮影後、二眼レフが欲しくなりましたが、まだ 
  買っていません。ローライフレックス・・・は無理なので、
  ミノルタオートコードが一番欲しいです。
  いや、ミノルタオートコードで充分だと思います。

  なお、この機種、調べてみると「ヤシカフレックスB」と言う
  モデルではないか?と思われます。
  しかしロゴプレートの形状やシャッター(資料ではコパル、
  私のものはシチズン)が違う等、微妙な差異があります。
  まぁ、余り細かい事は言わないでおきましょう(笑)。
  なお、発売年は、1957年と思われます。

             作例は、こちら(1枚だけです)
                
ペンタックス SV
● 2006年11月に、購入しました。
  いや、「購入」と言うより、ジャンク箱から見つけてきました。
  ボディとタクマーの135mmF3.5レンズで、2000円。
  更に後日、ヤシノンの標準レンズを4000円で購入しまし
  た。

  シャッターの精度が疑問ですし、シャッター幕が「そろそろ
  かな?」と思いますが、しかしこれも良く写ります。
  特に、オートヤシノン50mmF1.7。
  調べると、「あの」富岡光学製のようです。
  やはり、淡い描写です。
  タクマーの望遠も、意外によく写ります。
  一応ちゃんと使えてこれで合計6000円。
  これはよい買い物でした(笑)。

  昔のペンタックスということは、当然スクリューマウント。
  このマウントのレンズは、無茶苦茶数が多いので、中古市
  場でも問題なく購入できます。
  ただ、一部レンズは、後玉がミラーに干渉するので、
  装着できません。
  それでも、莫大な数の様々な個性のレンズを使えると言う
  のは、魅力ですね。

  このカメラも、フルマニュアル。
  従って、絞りもシャッタースピードも、自ら選択することにな
  ります。
  シャッター精度が疑問なのと、私の腕の問題が絡み(笑)、
  このカメラの場合ネガフィルムで撮影するのが、
  現状では一番良い選択でしょう。

  このカメラは、1962年発売。
  当時のペンタックスは、この前にS等があり、かなり売れて
  いたようです。このカメラも良く売れ、更にこの後、
  もっと売れたSPが発売されます。
  なお、SVは、ビートルズ来日時に、ポール・マッカートニー
  がお土産に買って行ったそうです。
  金持ちのマッカートニーが、高価なニコンは買わずに、
  どちらかと言えば大衆機路線のペンタックスを買ったと言う
  のが、面白いです。
  しかしマッカートニーも買ったカメラを、私が所有したのは、
  ビートルズ好きの私には嬉しいです。

   作例は、こちら(ポジ・オートヤシノン使用・1枚だけです)

    

ポラロイド スピリット600CL ● 2006年12月に購入しました。
  最近、70年代のポラロイドカメラが人気だそうです。
  中古屋で、ポラロイド690やSX−70等が、
  程度にもよりますが何と約40000〜70000円近くで売ら
  れています。本当に驚きます。
  この金額だと、ニコンF3の中の上なら買えますよねぇ。
  私はポラロイドのカメラは詳しくないのですが、
  さぞや希少性が高いのでしょうね・・・。

  と言うことは、私の所有するこのモデルも、
  さぞや高かったのだろうなぁ・・・と思われるかもしれません。

  いやいや、何のことはありません。
  箱付きで、たったの250円でした(笑)。
  家の近所のリサイクル・ショップで買いました。
  購入時、「ダメで元々。250円ならええわ・・・」と思い、
  家でストロボを上げると(=電源をオンにすると)、
  レディ・ライトが点灯したのです。
  そこで一度フィルムユニットを出して、再挿入。
  カウンターを戻した状態でレリーズすると、シャッターが切れ
  て、ストロボが光りました。
  ポラロイドの場合、フィルムユニットに電池があります。
  前のオーナーが、フィルムを使い切った後、
  フィルムユニットをそのままにしていたのです。
  これはあまり良い事ではないですが(笑)、動作確認できた
  のは良かったです。

  ということで、フィルムを買ってきて、1回だけ友人たちとの
  集まりで使いました。
  これまた、予想外に良く写りました。
  正直なところ、焼き増しは簡単には出来ませんが、
  手っ取り早く撮影するなら、これで充分かもしれません。

                作例は、ありません(笑)
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